
こんにちは。ザ・餃子マンへようこそ!
スーパーの棚に並んでいる焼売の皮と餃子の皮、パッと見は似ていますよね。
ふと「これってどっちを買っても同じなのかな?」とか「余った皮は代用できるのかな?」なんて思ったこと、ありませんか。
原材料や厚さ、そしてサイズの違いを知っておくことは、料理の失敗を防ぐためにも大切ですよね。
今回は、春巻きの皮やワンタンの皮との違いも含めて、それぞれの特徴や上手な使い分け、そして代用テクニックについて、お話ししていこうと思います。
焼売の皮と餃子の皮の違いを徹底解説
まずは、この二つの皮が具体的にどう違うのか、基本的なスペックから見ていきましょう。
似ているようで、実は「設計思想」が全く違うんです。
形や厚さの違いと原材料の共通点
一番わかりやすい違いは、その見た目ですよね。
皆さんもご存知の通り、焼売の皮は四角形(正方形)で、餃子の皮は円形です。
これにはちゃんと理由があって、焼売は上を開けて包むので四角い方が角(かど)がひらひらして綺麗に見えるし、餃子はひだを寄せて閉じるので円形の方が力が均等にかかって包みやすいんです。
でも、驚くことに原材料はほぼ同じなんです。基本的にはどちらも「小麦粉+水+塩」で作られています。
メーカーによっては、食感を良くするためにでんぷんを入れたり、風味付けにアルコール(酒精)を使ったりすることもありますが、生地の成分自体に大きな差はありません。
【ここがポイント】
成分はほぼ同じ双子のような関係ですが、形と厚みを変えることで、それぞれの料理に特化した「専用の皮」として進化しているのです。
焼売の皮が薄い理由と食感の特徴

焼売の皮を手にとってみると、向こうが透けて見えるくらい薄いことに気づきませんか?
数値で言うと、焼売の皮の厚さは約0.45mm〜0.5mm程度。これは餃子の皮の半分くらいの薄さなんです。
なぜこんなに薄いのかというと、焼売はあくまで「具(肉だね)」を楽しむ点心だからです。
蒸し料理である焼売は、皮が厚すぎると水分を吸ってべちゃっとしてしまったり、お肉のジューシーさを邪魔してしまったりします。
だから、具と一体化して口の中でスッとなくなるような、「脇役」に徹する極薄の皮が採用されているんです。
餃子の皮のサイズ選びと厚みの基準

一方で、餃子の皮は焼売に比べてしっかりとした厚みがあります。一般的なもので約0.7mm〜1.0mm前後。
これは、餃子が「焼く・茹でる・揚げる」といった激しい調理に耐える必要があるからです。
特に日本の焼き餃子は、水を入れて蒸し焼きにしますよね。あの時、皮が薄すぎると破れて中の肉汁が逃げてしまいます。
肉汁をがっちりガードしつつ、焼き目のパリッとした食感と、茹でられた部分のもちもち感の両方を楽しむためには、ある程度の厚さが不可欠なんです。
| 種類 | 形状 | 厚さの目安 | 主な役役割 |
|---|---|---|---|
| 焼売の皮 | 正方形 | 約0.5mm | 具と一体化する脇役 |
| 餃子の皮 | 円形 | 約0.8mm | 肉汁を守る準主役 |
春巻きやワンタンの皮との違い

ここでよく疑問に上がるのが、「春巻き」や「ワンタン」の皮との違いです。
まず、春巻きの皮は別格です。これは最初から焼いてある(加熱済み)の生地であることが多く、水分量も多めで作られています。
パリパリに揚げることを前提に作られているので、生の状態から蒸したり茹でたりする焼売・餃子とは全くの別物と考えたほうが良いでしょう。
次にワンタンの皮ですが、これは焼売の皮に非常に近いです。サイズも同じくらいの正方形で、厚さも薄め。
ただ、ワンタンは「スープに入れてつるっと食べる」のが目的なので、焼売よりもさらに滑らかな食感になるよう、かんすい(中華麺に使うアルカリ水)が入っていることが多いです。
手作りレシピにおける成分の差

もし自宅で皮から手作りする場合、どう作り分ければ良いのでしょうか。実は、家庭で作るレシピレベルでは、配合を大きく変える必要はありません。
小麦粉(強力粉と薄力粉をブレンド)に熱湯と少々の塩を入れて練る。このベースは同じです。違いが出るのは「伸ばし方」です。
- 焼売用:とにかく薄く、向こうが透けるくらいまで麺棒で伸ばし、四角くカットする。
- 餃子用:少し厚みを残して、丸く型抜きする(または丸く伸ばす)。
つまり、同じ生地の玉から、伸ばし加減ひとつで両方作れてしまうんです。これ、覚えておくと便利ですよ!
関連記事:【人気ランキング】餃子の具余りレシピTOP10!1位はやっぱりアレだった
焼売の皮と餃子の皮の違いと代用方法
さて、ここからが実践編です。「冷蔵庫に餃子の皮しかないけど、焼売が食べたい!」というような緊急事態、ありますよね。
代用は可能なのか、その時のコツを解説します。
餃子の皮で焼売を代用する場合

結論から言うと、これは「アリ」です。むしろ、私はこのパターンのほうが好きなくらいです。
餃子の皮は焼売の皮より厚いので、蒸し上がりがとっても「もちもち」になります。
食べ応えのある焼売を作りたい時には最適なんです。
丸い形をどうするかという問題ですが、そのまま包むと上のヒラヒラ部分が少し不揃いになりますが、味には影響しません。
気になる方は、包丁で四隅を少しカットして四角くしてから使うか、余った皮を内側に折り込むように包めばOKです。
【ザ・餃子マンの豆知識】
餃子の皮で焼売を作ると、皮がしっかりしている分、蒸し器から取り出す時に破れにくいというメリットもあります。初心者さんにはむしろ扱いやすいかもしれませんね。
焼売の皮で餃子を作る際の注意点
逆に「焼売の皮で餃子を作る」のは、ちょっと難易度が高いです。
最大の理由は皮が薄すぎて破れやすいこと。
焼き餃子にする際、水を入れて蒸し焼きにすると、皮がふやけてフライパンにくっつき、剥がす時にボロボロになってしまうことが多いんです。
肉汁も漏れ出しやすいので、ジューシーな餃子を目指すなら避けたほうが無難です。
【注意点】
もしどうしても焼売の皮で餃子を作りたい場合は、「焼き餃子」ではなく、油でサッと揚げる「揚げ餃子」にするのがおすすめです。薄い皮がサクサクになって、スナック感覚で美味しく食べられますよ。
皮が余った時の活用レシピ
皮が中途半端に余ってしまうこと、よくありますよね。そんな時におすすめの活用法をいくつか紹介します。
まず餃子の皮。これは「ミニピザ」が鉄板です。ケチャップを塗ってチーズを乗せてトースターで焼くだけ。
おつまみに最高です。あとは、鍋の具材としてそのまま放り込むのもおすすめ。「ワンタンの皮の代わり」として、とろっとした食感を楽しめます。
次に焼売の皮。これは薄さを活かして、細切りにしてスープの浮き実にしたり、サラダのトッピングとして揚げたりするのが良いですね。
千切りにして肉団子の周りにまぶせば、「花咲き団子」のような見た目も豪華な一品になります。
「もっといろいろ試してみたい!」という方は、キッコーマンさんの「餃子の皮をフル活用レシピ」も要チェックです。
レシピはこちら:
・キッコーマン「餃子(ギョウザ)の皮をフル活用レシピ」
・モランボン「シュウマイの皮を使ったレシピ」
調理法による蒸し時間への影響

代用する際に気をつけたいのが加熱時間です。特に「餃子の皮で焼売を作る」場合、皮が厚い分、火が通るのに少し時間がかかります。
通常の焼売の蒸し時間が8分〜10分だとしたら、餃子の皮を使った場合はプラス1〜2分長めに蒸すのが安心です。
皮が生煮えだと、粉っぽさが残って美味しくないので、しっかり蒸気を当てて、皮が透明感を持つまで加熱してくださいね。
まとめ:焼売の皮と餃子の皮の違い
ここまで、焼売の皮と餃子の皮の違いについて詳しく見てきました。最後に要点を振り返ってみましょう。
【記事のまとめ】
- 見た目:焼売は四角、餃子は丸。
- 厚さ:焼売は約0.5mmと極薄、餃子は約0.8mmとやや厚め。
- 代用:餃子の皮→焼売は「もちもち」で美味しい(推奨)。焼売の皮→餃子は破れやすいので注意(揚げ餃子ならOK)。
- 原材料:基本は同じ小麦粉生地なので、味の系統は似ている。
「たかが皮、されど皮」。この違いを知っているだけで、スーパーでの買い物や、急なメニュー変更の時にも慌てずに済みますよね。
ぜひ皆さんも、それぞれの皮の特性を活かして、美味しい餃子&焼売ライフを楽しんでください!
※この記事で紹介した情報は一般的な目安です。正確なレシピや製品情報は各メーカーの公式サイトをご確認ください。
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